NBA
2025年05月21日 17時10分

YouTube動画が暴いたNBA史上最悪のトレード──ルカ・ドンチッチ移籍の裏に渦巻く陰謀

Hoop Reportsによると、NBAファンを震撼させたあるトレードについて深掘りしたYouTube動画が公開されていました。動画によると、ルカ・ドンチッチとアンソニー・デイビスのトレードには、表向きの説明とはかけ離れた“仕組まれた取引”の可能性があるというのです。

「コーヒーから始まった」という不可解な決断

ダラス・マーベリックスがチームの顔でありリーグ屈指のスター選手であるルカ・ドンチッチを放出した理由として、公式には「ディフェンスの強化」や「契約延長への不透明さ」が挙げられました。しかし、ドンチッチはまだ25歳。ファイナルまで導いたチームの中心であり、市場価値も高く、他の球団と交渉すればより良い条件が得られたはずです。

それにも関わらず、GMニコ・ハリソンは「数週間前にレイカーズのロブ・ペリンカとコーヒーを飲みながら“もしやるとしたら…”と軽く話したことがきっかけだった」と語ります。しかも、この重大な決断をヘッドコーチのジェイソン・キッドには一切相談していなかったとのこと。

ファンの間では「コーヒーがそんな大事を決めるわけがない」と冷ややかな声が多く、「ニコが言ってることは表向きだけで、実際にはもっと深いところで金や権力が動いていた」とするコメントも目立ちました。

背後に潜む“本当の目的”

動画では、ナイキ、ラスベガス、そしてNBAの政治構造がこのトレードに深く関与している可能性も指摘されています。たとえば、ナイキにとってルカは重要な契約選手であり、ロサンゼルスという巨大市場に移籍すれば、ブランド価値は一段と高まります。そしてGMハリソン自身もナイキ出身。「将来的にナイキへ戻る際の“黄金のパラシュート”としてこのトレードを使ったのでは」という疑念も浮かび上がります。

さらに、マーベリックスの新オーナーグループはラスベガスとビジネス上の深い繋がりを持っており、「ラスベガス・マーベリックス」への改名・移転を見越した地ならしではないかという声も。ルカという“宝”を先に処分してファン離れを加速させれば、移転の正当性を演出できるというのです。

「これが守備強化のためだなんて、誰が信じるんだ?」という視聴者のコメントが、このトレードに対するファンの本音を象徴していました。